12/30/2008

学生からの質問

 運営委員をしていると翻訳会やワークキャンプなどで知り合った学生から質問を受けることが多いのですが、その中でもとりわけ多いのが・・・

「国際協力に関わる仕事がしたいと熱望している子が多いということ。だけど、具体的に何をしていいのかわからない。
また、やりたいことはあるけれど、社会人経験や専門性がないと雇ってもらえない。
将来的にやりたいとは思っているけれど、その糸口というかとっかかりとなるものがみつからない・・・」 
などです。
立ち止まって悩まれている方。
まずは何でもいいから(作業ボランティアであったり、
海外のワークキャンプであったり、今はインターンもありますし
国際協力関係のイベントに顔出しするのもありです)
動いてみることをオススメします。

やってみて、向き不向きがわかったり、
自分のやりたいことが見つかるかもしれません 。
そこで横とのつながりであったりパイプを作るのもありだと思います。
ワークキャンプに行って、進学する学部が自分の中で決まったり
将来やりたいことを見つけ自分が望んだ分野で就職をしたり、
そういう子はけっこう多いんですよ。

12/21/2008

タイの子どもからの手紙

先日、事務所でドナーの皆様に送る奨学生の書類を
一斉に送る「発送作業」を行いました。

申請書類や手紙を見ていると、タイの子どもたちは
貧しい生活の中でも祖父母や両親を思いやり
とても愛情に満ち溢れた生活をしています。

子どもからの手紙で印象に残った文面がありましたので
ご紹介させていただきます。
「私は今、家に住むことができとても幸せということが何よりの自慢です。 私は家族みんなを愛しています。勉強を一生懸命頑張ります」。

環境に負けず努力する姿や、家族を愛する気持ち、
今の日本に忘れられてしまった何かをいつも考えさせられます。
子どもたちの頑張る姿を知るたびに、ちょっとやそっとのことでは
負けていられないといつも勇気を与えられます。

今年度最後の運営委員会は12月27日(土)午後1時からです。
来年度ワークキャンプや奨学金プログラムなど盛りだくさんの内容と
なっています。
興味のある方、まずは見学にいらしてください。お待ちしております!