12/16/2010

タイの「暦」

今年も後半月となり、「カレンダー=暦」が出回りました。日本でも昔は「旧暦」と「新暦」を使用していました。年号の数え方も一時期紀年法として「紀元・皇紀」が使われた時期がありました。現在は現天皇一代の「年号」と。紀年は「西暦」が使われています。
タイ国も日本と略同じです。が、昔は可也複雑でした(今でも地方では、様々な暦が使途に応じて使われています)日本と大きな違いは紀元法として「仏暦・滅歴=プッタ・サカラート」(頭文字を取ってポー・ソーと略す)を原則公用年号としています。仏暦とは「仏陀入滅」の紀元前543年を0年としたもので、来年は仏暦2554年となります。(西暦+543年)また仏暦が採用さてたのは、ラーマ1世時代からの「ラッタナコーシン暦」を、1912年「ラーマ6世」が廃止し、仏教の研究上都合が良いとの理由で採用したとなってます。が、導入当初は「大陰暦」でした。1940年9月から「太陽暦」が採用され、新年は1月1日となり、現在に至っています。「カレンダー」は、日曜日から始まり大・少月も世界共通です。当然タイ国の「祝祭日」があり、「仏教」関係の行事(タム・ブン=寺院詣で)も記入されているものです。

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