タイの雨季明けは、旧暦11月の満月の日です。(今年は10月23日)この日は「ワン・オーク・パンサー」(雨安居明け)と言います。タイの僧侶は、旧暦8月の満月の日「ワン・カオ・パンサー」(雨安居入)から、3ヶ月間外出を禁止して「寺篭り修行」をします。これは雨季に入り、雨とともに成長する自然界の生き物を、踏み殺さないようにするためと言われています。またこの期間は「農繁期」でもあります。降り続いた雨は川を増水させ南下します。今日の新聞報道では、タイ東北部や中部を中心に数十年に一度と言われる「大洪水」に見舞われ、被害は30県に及び約140万人が被災したと報じています。特に日本人に馴染みの観光地「世界遺産アユタヤ」は、1.5m程街中が水に浸かっているようです。この増水は河口の「バンコク」にも被害をもたらすでしょう。
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