8/17/2023

カサロンの家と希望の家

 1998年、エイズ孤児問題を解決するために大森絹子さんとタッサニーさんが協力して孤児院「希望の家」を開始しました。

2000年、肺がんで他界された大森さんの後を引き継ぐことを決意したタッサニーさんは、ひとりでで日本の外務省の草の根支援で新たに建設されたばかりの「希望の家」を運営し始めます。

スマイル!(高木智彦著)より

2003年、タッサニーさんは「希望の家」の運営を手伝ってくれる団体を探しに日本を訪れ、その時、名古屋にもいらっしゃいました。その出会いがキャンヘルプタイランドとタッサニーさんの今でも続く信頼関係のスタートでした。

2005年、タッサニーさんの「エイズ孤児だけでなくタイ北部山岳地帯に暮らす少数民族の子どもたちのための学生寮もやってみたい」という思いから「カサロンの家」をキャンヘルプタイランドと12名の日本人ボランティアで日干し煉瓦と泥で手作りで建設しました。それが「カサロンの家」の始まりです。


現在「カサロンの家」には、ラフ・カレン・モン・リス・アカなどいろいろな民族の幼稚園から高校3年までの26人が共同生活をしています。

そんな「カサロンの家」が、毎年夏に放送される「24時間テレビ」の中京テレビ枠で8月27日(日)のお昼ごろに紹介されます。愛知大学の学生サークルSEEDとカサロンの家の子どもたちとのコラボで商品を開発し作成販売するという内容です。ぜひご覧ください。