カサロンの家と希望の家を運営するユースチャリティー財団のタッサニーさんです。
キリスト教系の財団ですので、少しだけ宗教色の強いインタビュー動画になっていますが、それを差し引いても、尊敬に値する人です。
とにかく、40名以上の子どもたちの面倒をみるのはとても大変な事です。
ガサロンの家(土の家)とは、キャンヘルプタイランドが現地のNGO(ユースチャリティー財団)と共同でチェンマイ郊外に建設した学生寮です。
山岳部少数民族(高地少数民族)は国籍問題、麻薬問題、教育問題など多くの問題を抱えていますが、キャンヘルプタイランドは、教育問題の改善に重点を置いて援助をしています。山岳部少数民族の村の中には学校があっても、タイ人教師が山岳部での暮らしや文化・風習の違いなどから村に馴染めず、山を下りてしまうことが多々あります。学校があっても先生がいないのです。中には、学校すら無い村も沢山あり、充分な教育が受けられない子どもがたくさんいるのが現状です。6月28日から7月11日まで、タイとカンボジアの奨学金授与式へ行ってきました。
タイでは3年ぶりの授与式開催となり、また、教育委員会の管轄も変わり、新たなスタートの年となりました。
タイの東北地方5県を駆け足で回り、キャンヘルプタイランドとFREEの奨学生計98名の学生に奨学金を支援してきました。
また、7月6日にその足でカンボジアへ移動し、7月7日に奨学金授与式を開催しました。
カンボジアでは小学1年~3年の低学年30名に、一人年間80ドルを支援しました。