3/30/2010

2010年度「総会」&「レイ先生送別会」

3月28日午後1時から事務所で「総会」が開催されました。
出席者12名、昨年度の「活動報告」&今年度の「活動報告」「予算」など
各担当者が発表を行い、質疑応答後承認決議を行いました。

「総会」後は、新運営委員の石井さんも参加して「懇親会」が行われました。この日は20年前、キャンヘルプタイランドを創設したハリー・レイ先生が来月母国アメリカに帰国されるため、夕方から送別会が行われました。
昔のWCの参加者などたくさんの方が出席され、多くの人に迎えられる中、レイ先生が登場されました。会長からの挨拶、レイ先生への質問タイムなど、会場内は笑いが起こり、熱気が溢れていました。
ひとりひとりの自己紹介スピーチでは、この活動が取り持つ人と人との繋がりやキャンヘルプタイランドの20年という歴史の重みなど、多くの方々に支えられていることに改めて気づかされました。
また、みなさんのスピーチからレイ先生のお人柄や影響力の大きさを感じました。なかでも、この活動を始めるきっかけになったレイ先生からの「昔、日本が戦争に負けたときアメリカから援助受け、今や日本も豊かになってきました。今度はあなたがた日本人が東南アジアの方々に手を差し伸べる番です」という言葉に動かされたという会員の方のお話が印象的でした。
国際協力、海外ボランティアという活動を通して、世界的視野が広がったり、人として成長させてくれる機会をいただいたりと、運営委員としてもキャンで活動できて本当に良かったと思えた瞬間でした。
レイ先生、本当にどうもありがとうございました。帰国後もお元気で・・・。

3/26/2010

ワークキャンプ帰国

1年ぶりのカサロンの家から、先週の土曜日に無事に帰国しました。
今回のキャンプには日本から学生が5名参加し、またタイからも大学生3名が参加し、みんな若い力で仲良く建設作業に励んでくれました。
トイレ用の穴を掘ったり、土壁を塗ったり、重労働ばかりでしたが、寮の子どもたちと一緒に和気あいあいと作業ができ、最終日のお別れ会では、日本人も寮の子どもたちもみんなで号泣していました。
こういう情景を見ると、このキャンプを企画し、無事に開催運営できたことをとてもうれしく思います。

キャンプの目的の一つに、カサロンの家へ滞在費や食費などで少しでもお金を落とすということがあります。日本人が現地で生活し、子どもたちと交流しながら、なおかつ滞在費等の形で少しでもお金を寄付することができれば、そのお金を寮の運営費や子どもたちの生活費、教育費等の足しにすることができます。
参加者の皆さんには普通の観光ツアーでは味わえない貴重な体験をしていただき、また、現地の子どもたちのためにもなるこのようなキャンプをこれからも企画開催していきますので、ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。