7/29/2023

カサロンの家

 ガサロンの家(土の家)とは、キャンヘルプタイランドが現地のNGO(ユースチャリティー財団)と共同でチェンマイ郊外に建設した学生寮です。

山岳部少数民族(高地少数民族)は国籍問題、麻薬問題、教育問題など多くの問題を抱えていますが、キャンヘルプタイランドは、教育問題の改善に重点を置いて援助をしています。山岳部少数民族の村の中には学校があっても、タイ人教師が山岳部での暮らしや文化・風習の違いなどから村に馴染めず、山を下りてしまうことが多々あります。学校があっても先生がいないのです。中には、学校すら無い村も沢山あり、充分な教育が受けられない子どもがたくさんいるのが現状です。
そこで、町の近くに学生寮を造り、ここから町の学校へ通えるようにカサロンの家を建設することになりました。そして、2005年3月、ワークキャンプを実施し、日本人ボランティアと現地の職人さんや子ども達が一緒に働き、土でカサロンハウスを造りました。現在、20 
名の学生たちが親元を離れ、学校に通っています。ここの子ども達は親元から離れて暮す寂しさや、山岳部との教育レベルや言葉の違いなどを乗り越え、よく学び、よく遊び、自立した生活を送っています。
ユースチャリティー財団
https://www.ycfthailand.com/


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